6月10日(月)は4年生が総合的な学習の時間で学習している防災教育のゲストティーチャーとして、東日本大震災を経験した大学生の方に来ていただいてお話をしてもらいました。
岩手県釜石市の出身であり、当時小学校一年生だったOさんは、日頃から行っていた避難訓練の経験を生かし校舎の3階に避難したものの、隣の中学校の生徒達が山の方に逃げているのを見て急遽、避難先を変更し中学生と一緒に山に逃げて行き、当日出席していた児童生徒全員が助かった、いわゆる「釜石の奇跡」の実体験を話してくれました。
当時の写真を交えながら話すOさんに、子供達は真剣な眼差しを向けながら話を聞いていました。
亡くなったと思っていたお母さんに生きて再会できたこと、約4ヶ月間に渡る避難生活のことなど当事者でしか語れない貴重なお話しを子供達にも分かるようにとても分かりやすくお話してもらいました。
今後は子供達が調べた学習の成果をOさんに発表してアドバイスをもらうことを予定しています。
本当に貴重な時間を過ごすことができていました。