本日は夏の校内研修でもお世話になったフューチャーインスティテュート株式会社 代表取締役の為田裕行様に「プレゼンテーションのスキルをより高めるために」と題し、ご講義をいただきました。
前川小学校では現在、学校課題研究で総合学習と生活科の研究を行っています。
自分たちの課題をまとめ、提案する形を最終ゴールとしています。そのためにどの学年もプレゼンテーションを行います。
為田様からは、プレゼンテーションについていくつかお話がありました。

「良いプレゼンテーションとは何か?」
・伝わっているか?が最重要
・初めて聞く人を含め、誰もが終える筋道を作ること
・調べたことを全部並べるのがプレゼンテーションではない(削ることが大事) →伝えたいことを伝える

「プレゼンテーションを上手になるために」
1 性格は、あんまり関係ない
2 準備に時間をかける
 主張・メッセージ
 目的を明確に(誰に対して、どんなことを目指すのか)
 ロジカルに組み立てる
 クリティカルに見直す
3 チームが、良いプレゼンテーションを作る

「プレゼンテーションソフトを使う良さ」
・子供たちに体験させる(はじめは教師が示す)

「情報活用能力✕探究する力の育み」
1 情報活用能力を使う機会を増やすこと
 大きな機会だけでなく、小さな機会を増やす
 あらゆるメディアを使う機会を増やす
 シンキングツールなどを使ってサポートする
2 探究する環境をつくること
 建設的にレビューする文化をつくる
 心理的安全性を教室に保つ
 試行錯誤する文化をつくる

私たち教員一人一人がこれらの視点を意識しながらよりよいプレゼンテーションを子供たちに学ばせるためのお話が聞けました。
ご講義ありがとうございました。引き続き、ご指導よろしくお願いします。