あけましておめでとうございます。令和6年のスタートです。
令和6年は十二支では辰ですが、本来の干支は十干と十二支を組み合わせた60種類あり、正式な干支は十干の「甲」と十二支の「辰」が組み合わさった「甲辰(きのえたつ)」です。
甲は十干の最初に出てくるもので、甲冑(かっちゅう)の「甲」の文字から鎧や兜を連想させ、種子が厚い皮に守られて芽を出さない状態や、物事に対して耐え忍ぶ状態を表す文字です。また、生命や物事の始まり、成長も意味します。
辰は「振るう」という文字に由来しており、自然万物が振動し、草木が成長して活力が旺盛になる状態を表します。辰は竜(龍)のことでもあり、十二支の中で唯一の空想上の生きものです。東洋で権力・隆盛の象徴として親しまれていた龍は、身近な存在であったことから干支に選ばれたと言われています。
これらのことから「甲辰(きのえたつ)」は今まで努力したことが実る年と言い換えられます。
令和6年は子供たちが卯年で頑張ったことが実を結ぶ良い年になることを願っています。
引き継ぎ、前川小学校の教育活動にご理解ご協力をお願いいたします。本年もよろしくお願いいたします。