今日は別のクラスの取組をご紹介します。
「あいさつポイント」をためていきます。友だち5人にあいさつをしたら1P(ポイント)、先生に自分たちからあいさつをして、あいさつを返してもらえたら1Pという条件をつくり、名札の後ろのカードにシールを貼ってためていきます。カードが1枚たまるごとに、あいさつ初級→3級→2級・・というように、級が上がっていきます。
また、「あいさつミッション」でもポイントをためることにしました。一定期間、どなたか先生を決めて、自分から先にあいさつができたら1P。しかもあいさつの時に、〇〇先生、こんにちは」などと先生方の名前も言うというものです。先日ご紹介した「あいさつの呼吸」も意識しているそうです。
そのことを聞きつけた校長先生が、またもや取材に向かいました。
Q(校長先生):この取組をして、良かったと思うことはありますか。
A(子供たち):・あいさつが習慣になってきました。
・先生と通り過ぎるときにみんなからあいさつができて、「えらいね。」「いいあいさつだね。」とほめられるようになりました。
・いつもより自分からあいさつができるようになりました。
・あいさつの大切さをあらためて学んだ気がします(笑顔になる)。
・近所の方に自分からあいさつをしたら、「えらいね。」とほめられて嬉しかったです。
・あいさつを返してもらえると嬉しかったです。
・先生方に会えるのが楽しみになりました。
Q(校長先生):逆に、残念だなと思ったことはありますか。
A(子供たち):・自分のあいさつの声が小さすぎて、返事を返してもらえず悲しかったです。
・友だちと交わすあいさつは、何だか恥ずかしいし、緊張します。
・返事がもらえないと、相手に聞こえなかったのか、それとも自分は無視をされているのかがわからなくて、とても不安になります。
・先生より先にあいさつをしたかったと思いました。
Q(校長先生):この取組に対する感想を教えてください。
A(子供たち):・クラス全員が大きな声で、場に合ったあいさつをできるようになりたいです。〈全員〉
・進級してこのような取組を特別にしなくても、自分からあいさつをしたいです。〈全員〉
・自然なあいさつができるようになりたいです。〈全員〉
・自分たちのクラスだけではなく、学校全体でできるといいな。〈全員〉
・この作戦からほめられることが多くなて、みんながやれるようになってきました。〈全員〉
という声を聞かせてくれたそうです。
取材に応じてくれた子供たちは、目を輝かせ、真剣に取り組んでくれていることがわかって、とても嬉しいと校長先生は感動していました。
今週のあいさつミッションは、「校長先生」と「教頭先生」が対象です。みなさんの気持ちを、あいさつという一言でお二人(をはじめとするたくさんの方)に贈ってあげてくださいね。
今日の給食のメニューは「ぶたキムチチャーハン・ぎゅうにゅう・トック・デコポン」です。取材に伺ったクラスの給食の様子も拝見してきました。おいしい顔をたくさん見せてくれました。